多様化する社会に向けて 外国人技能実習生向け防火・防災講習会

[カテゴリ:トップページトピックス] [投稿者:須賀川消防署] [投稿日:2022年06月09日]

 
 令和4年6月7日(火) 須賀川消防署にて、外国人技能実習生を対象に地震や火災に関する講習会を実施しました。指導員を務めさせていただいた消防署員は、外国の言葉で挨拶をするのがやっとでしたが、実習生の皆さんは、日本語でしっかりと「よろしくお願いします!」と挨拶をして、日本語での講習を最後まで真剣に聞き、水消火器を使用した消火訓練も、素早く正確に行ってくれました。

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 日本には、約38万の外国籍の技能実習生が在留しているといわれています。私たち消防職員は、管轄する地域の住民は元より、在留する外国人の安心・安全も守る責務があります。

 須賀川消防本部では、外国人からの119番通報に対応できるよう通訳を介した三者間通話、救急出動時に外国人の患者さんに対応できるような情報収集シートを作成し、常時救急車内に積載しておいたり、翻訳アプリを活用するなどの対応をしています。

 今後、ますます多様化し変化する社会の中で、私たち消防も今までの「カタチ」を変えていく必要があります。言葉や文化の違いはありますが、人種を超えて地域住民の安心・安全を守れるよう、これまで以上に尽力していきます。