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[カテゴリ:トップページトピックス] [投稿者:須賀川消防署] [投稿日:2021年10月15日]
須賀川消防署管内で「トラッキング現象」による火災が発生しました。
「トラッキング現象」とは、コンセントに差し込んだプラグの差し刃の間に「ほこり」がたまり、「湿気」が加わることで小さなスパークを繰り返し、その後、プラグの差し刃の間に電気の通り道が作られて出火する現象を言います。
トラッキング現象による火災は、隠れた部分で発生することから、発見が遅れて思わぬ被害につながる場合があります。
自宅で過ごす時間が増えたこの時期に、今一度ご自宅の電気機器周りを再点検し、類似火災の予防に努めましょう!
※ 通電しているコンセントにプラグが差し込まれていれば、その電気機器を使用していなくても発生します!
▶ コンセントやテーブルタップに差し込んだままになっている電源プラグは、時々抜いて乾いた布で拭き取る。
▶ 機具の使用後は、スイッチを切ってコンセントからプラグを抜いておく。
▶ 電源プラグ及びコードが熱くなっているときは、すぐに使用をやめて電気店に点検してもらう。
※ 屋内だけでなく、屋外コンセント等も定期的に点検しましょう!
※ 屋内用テーブルタップを屋外で使用するのは雨水等が入り込むため大変危険です!絶対にやめましょう!
※ 洗面所など、湿気が高く湯気や水滴が直接かかる位置にあるコンセントや結露の生じやすいところにあるコンセントやテーブルタップに差し込まれた電源プラグは注意が必要です!
映像でトラッキング現象を確認してみましょう!
▶ 電源プラグ「トラッキング現象で発火」
▶ テーブルタップ・延長コード「トラッキング現象で発火」
▶ テーブルタップ・延長コード「洗浄液の浸入でトラッキング現象」
▶ エアコン「内部に洗浄液がかかりトラッキング現象で発火」